『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

友人のお勧めで『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のDVDを見ました

2008年のアメリカ映画。1922年に書かれたF・スコット・フィッツジェラルドによる短編小説をもとに、デヴィッド・フィンチャーが映画化。主演のブラッド・ピット

第81回アカデミー賞では作品賞を含む13部門にノミネートされ、美術賞、視覚効果賞、メイクアップ賞を受賞



2005年、ハリケーンがニューオーリンズに接近する中、病院で死の床に伏しているデイジーは、娘に向けてベンジャミン・バトンという男の半生について話し始める。

1918年のニューオーリンズ。80歳の姿で生まれた赤ん坊はある施設の階段に置き去りにされていた。黒人女性のクイニーはその赤ん坊を拾い、ベンジャミンと名付け、自身が働く老人施設でベンジャミンを育てる。ベンジャミンは成長するにつれ若返っていった。

1930年の感謝祭でベンジャミンは少女デイジーと出会い、ふたりは心を通わせた。
二人が親密になっていくにつれベンジャミンの若返りとデイジーの成長は進み、やがて同じぐらいの年格好となった。
しかし、この後も普通に年をとっていくデイジーに待っているのは「老い」。
ふたりは共に同じような人生を送れることはないのだ。成長をするにつれ、ベンジャミンは彼女や周囲の人々を通じて、「生きること」とは何かを深く考えていく。

久しぶりに見たDVD

とても深い!!
何を言おうとしているか その意図は別として
私の感じたこと

私達は成長し年をとり 老いていく
しかしベンジャミンはどんどん若返っていく
若返っていくと 過去に悩んだり未来を考え計画したり 目標を持ったりという私達がしている普通のことができない
みんなと違うし
予測がつかないし・・・
ベンジャミンは私達よりも 今に生きている 
今に生きるということはエゴもあまりない状態のようだ
その時々感情は起こるのだが 悩みその感情の渦に巻き込まれることもない
過去のトラウマという経験から起こる思考のくせ 感情の反応もないからなのか

父親 夫 息子 自分の年齢というごく当たり前に私達が持つ役割 そこに自分をあてはめるということも こうあらねばならない という枠に自分をあてはめていくこともできない

こうなると今に生きる 今を生きる ことになっていく・・・・

今に生きるってこういうことなのかもしれない ただ特殊なケースなので 普通私達が今に生きることはなかなか難しいけど


これからDVD見よ~う
面白い映画があるんですね
みんなにお勧めを聞いてみよう

でもなかなか時間がとれないかな





  


2012年03月11日 Posted by ホワイトティクレ at 23:42Comments(0)